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昭和史 戦後篇 1945-1989 (平凡社ライブラリー)価格: 945円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 戦後50数年の昭和史を、語り口調で体験談を交えながらわかり易く教えてもらいました。
文芸春秋で取材を重ねた方だけあってエピソードが豊富で、その時々の雰囲気が伝わってきます。
副題は1945-1989とはいっても、話の半分以上はGHQ占領時代のものとなっています。
戦後の日本がこの時期に作られたからでしょう。
軍国主義の解体、憲法問題、東京裁判、ドッジライン、朝鮮戦争、、、
確かに、このときに平和国家、経済大国への道筋が立てられたのだと感じました。
戦後から60年以上経過して自民党政治が崩壊して |
ノモンハン戦争―モンゴルと満洲国 (岩波新書)価格: 819円 レビュー評価:4.5 レビュー数:9 司馬遼太郎が最後まで書くことを果たせなかったといわれるノモンハン事変。日本側では、いまでも何か奥歯に物がはさまったような言い方がされるが、それをモンゴルの視点から説き、そして現代モンゴル史にまで広げた書です。
現地部隊の国境線紛争という認識の日本と、田中メモに基づく日本の世界制服論を信じて万全の備えをとっていたソ連の考え方の違い。
戦闘に勝利したソ連・モンゴル側の主張の通りに領土が確定したが、仮に「日本」が勝利していたなら、その領土は現在でも中国のものになっていただろうという歴史の皮肉。
かつては騎馬民族としてユー |
読むだけですっきりわかる日本地理 (宝島SUGOI文庫)価格: 480円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 まず読みやすい!
文庫本で地理の本というと、いわゆる雑学本を連想してしまうが、地方別、県別に、地形、気候、産業の特徴がきちんと説明されている。
もともとは学生向けに書かれた”地理入門”という類のほんだったのではないかと思われるが、大人の教養書としての面白さも十分備えている。 |
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